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多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。をレビュー!読んで見た感想!

●多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。ってどんな本?概要を紹介

自分は「人生をうまく生きられない」「悩みが多い」人間だ。そんな思いを抱えながら試行錯誤して生きてきた著者、Jamさんの経験をもとに書かれました。
ユルかわいい、悩める猫たちが繰り広げる四コマ漫画と、その解説で構成されています。
Jamさんが他人の何気ない言葉に傷ついて悩んでいたとき、友人の発した「多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ」という言葉に救われたことがきっかけで、ちょっと笑えて心が楽になる四コマ漫画を描き始めたそうです。
四コマ漫画はもちろん、解説部分も難しい心理学の専門用語などは使わず、終始ユルい雰囲気で書かれ読みやすい内容となっています。

●多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。を読んでみた感想

私がこの本を手に取ったきっかけは、やはり人間関係の悩みでした。
勤めていた会社の上司とうまくいかず「何をしても叱られる」という状況。上司との関係悪化のせいで、同僚たちからも関わり合いを避けるように距離を取られ、孤立状態。会社とは関係のない友人に相談して、慰めてもらっても心のモヤモヤは晴れず、どんよりした日々を送っていました。
著者のJamさんも前書きでおっしゃっている「どうにか辛さから逃れたくて、心理学や哲学の本を読みあさったり」という行動。私もまさにこの状態でした。
そんな読みあさりの最中に出会ったのがこの本です。

内容はとても軽く、文字数も少ないので30分ほどで読み終えることができました。
良い意味で言いますが…この本、大したことは書いてありません!
日常の小さな悩み、だけど心に重くのしかかる悩みに、超ドライなのに絶妙なユーモアの持ち主である友人猫が、思わずクスリと笑ってしまうようなツッコミを投げかけてくれるだけなのです。
友人猫は心を尽くして慰めてくれたりはしません。優しさの押し売りはせず、ただ淡々と思ったことを真顔で言うだけです。
しかしその言葉に思わず小さく吹き出した瞬間に、「悩み」と「自分」の密着していた体が、フッと離れるような感覚がありました。汗で湿って体にまとわりつくTシャツに、突然スッと涼風が通ったような心地よさ。
それまで悩み事と一心同体だった自分が、少しだけ離れて客観視できるような気がしました。
そんなツッコミが間髪入れずにどんどん入るので、読み終えるころにはすっかり心が軽くなっていました。
さっきも書いたように、この本には「大したことは書いていない」ので、日々の暮らしに追われるうちに、軽くなった心はまた重さを増していきます。
そんなときは暇つぶしに好きな漫画を読むような感覚で、この本をひらけばいいのです。
ちなみに私のお気に入りは「人の幸せや成功に嫉妬してしまう」「人と比べて仕事ができない自分に落ち込む」に対するクールなツッコミ、と言おうと思ったのですが、お気に入りを紹介すると自分がどんなことに悩みやすいのかバレバレですね。

●多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。こんな人に読んで欲しい!
おススメポイントなど

鬱病ってほどじゃないけど心が晴れない人、何をするのもめんどくさいくらい毎日に疲れちゃった人。そんな人にこの本をおすすめします。
扱う悩みは職場の人間関係から他人のSNS投稿に嫉妬しちゃう自分のことまで、ありふれた日常の悩みばかり。

すごい不幸ってわけじゃない、だから大丈夫大丈夫と心の疲れを押し殺している人。
病気ってほどじゃないのに心理学とか自己啓発本みたいなものを読むことに抵抗がある人もいるかもしれませんね。
そんな人にも「まあそんなヤバイって訳じゃないけど最近なんかモヤっとしてるから、ちょっと良さそうな漫画読んでみようかな」くらいの軽い気持ちで手に取ってみて欲しいと思います。
何度も言いますが、良い意味で大したことは書いてありませんので、構えずに手に取ってみてください。
見た目はユルかわいいのに妙にドライな友人猫に、ちょっと愚痴ってみませんか?