授乳について

授乳について

出産を終えてから、多くのママがぶつかる最初の試練が授乳だと思います。ミルク育児もありますが、完母を推奨する病院も多いですし、ギリギリまでミルクは足さないように指導するスパルタの病院もあるようです。
私が出産をした病院は厳しくはなかったもののやはり完母推奨でした。助産師さん達は丁寧にケアしてくれましたし、幸い私は母乳が良く出るタイプだったようなので、出ないと悩んだ事はありませんでしたが、最初はわからない事だらけでよく悩んだりしておりました。
ここで私の授乳の経験について振り返っていきたいと思います。

①授乳が痛いとは知らなかった。
私は帝王切開だったのですが、完全に母子同室になったのは出産の翌日の夕方からだったと記憶しています。ですのでその日から授乳が始まったわけですが、最初は赤ちゃんを抱っこするのも恐々でした。ぎこちない手つきで赤ちゃんを抱っこして、助産師さんに教えてもらいながら初めての授乳をしましたが、最初に思ったのは「えっ!?そんなに赤ちゃんの顔を押し付けて大丈夫?」という事でした。
産まれたての赤ちゃんってまだ吸う力も弱いしうまく咥えられないので、かなり密着させるようにしてしっかり咥えさせてあげないとダメなんですが、慣れないうちは「窒息してしまうのでは!?」と心配になってなかなかコレができませんでした。だけど浅く咥えさせた状態だとうまく飲めないし、特に最初の頃は赤ちゃんが飲みながらすぐに寝てしまう事が多いので、そうすると更に口が離れていってしまって飲めていなかったり…。その度に助産師さんから指導されていた気がします。
ちゃんと飲めているのかなという不安もありましたし、ミルクをあげた方が長い時間寝てくれるので初日は母乳よりミルクの方が多くあげていましたが、「おっぱいはあげればあげる程出てくるようになるから、できれば特にこの時期にはしっかりあげておいた方がいい」という助産師さんの言葉を信じて、次の日からはとにかく積極的におっぱいをあげていこうと決めました。泣いたらとにかく咥えさせるようにしていたのですが、そうしたら二時間おきにはあげていたと思います。
そんな感じで少しずつ授乳に慣れては行きましたが、まだまだ私の咥えさせ方が下手で浅吸いだったせいか、赤ちゃんがまだ小さくてうまく咥えられなかったせいか、この頃はとにかく授乳の度に乳首が痛くて痛くて悶絶しておりました。乳首の周りには血豆ができていましたし、母乳が作られて胸が張ってくる痛さもあり、授乳するのを少し怖く感じてしまった時もありました。
なんだか授乳って、お母さんがすごく優しく安らかな顔で幸せそうにしているイメージがあったのにこんなに痛みを伴うものとはつゆ知らず…。はじめての授乳は感動もありましたが、産まれたら自然に簡単にできるものではなくて、こんなに大変なものとは知りませんでしたね。
ちなみにこのように乳頭が切れたり痛いといったトラブルがあった時には「ピュアレーン」や「ランシノー」といった羊の油を原料にした保護クリームがオススメらしいです。塗ったまま拭き取らずにそのまま赤ちゃんに授乳ができますし、痛みも緩和されるようで私の友達は重宝しておりました。私も入院に持っていっていたのですが、私の病院では何か塗るのはオススメしないとの事でしたので結局使いませんでした。

②どんどん増える授乳回数
ぎこちないながらも少しずつ授乳に慣れていき、咥えさせ方に気をつける事で痛みを感じにくい授乳のコツも覚えていきました。おっぱいを飲む我が子の姿もとても愛しく可愛らしく、少しずつサマになってきたかなと思っていたものの、次の不安にぶつかります。
新生児期は頻回授乳なので、一日8回以上と指導を受けた気がするのですか、我が子は多い時は一時間毎に起きて泣いていた為8回どころか12回くらいは授乳していました。こんなにあげて大丈夫?と不安を感じ助産師さんに相談すると、「もしかしたら飲めていないのかもしれないから次の授乳の時重さを測ってみましょう」と言われて測ったのですが、ちゃんと重さは増えていたので飲めているようでした。
じゃななんですぐ起きて泣いちゃうのかな?と思っている内に退院の日が来て自宅での生活が始まりましたが、授乳回数はどんどん増えていきました。今思えば赤ちゃんに少しずつ体力がついて、あまり簡単に寝なくなってくるのも泣くパワーも大きくなってくるのも当たり前の事ですし、必ずしもおっぱいがほしくて泣いている訳ではなかったと思うのですが、ついつい入院中に助産師さんに習った「泣いたらおっぱいかオムツ」という言葉が頭から離れなかったのと、抱っこして上手にあやして寝かしつけられたら良かったのですけど、産褥期でまだ体力が回復していませんでしたしおっぱいに頼った方が楽だったのでついつい泣く度に授乳してしまってたんですよね。まぁ大量に吐いたりする事はなかったので、もしかしたら本当におっぱいを欲しがっていたのかもわからないのですが。
そんなこんなで退院してから一ヶ月健診くらいまでは、なんと一日20回程の授乳回数でした。寝かしつけも添い乳に頼ってましたし、本当に毎回飲んでいたかはわかりませんが、常におっぱいを出している感じでしたね。一度片乳だけ飲まなくなってしまった事があり、そちら側のおっぱいだけパンパンに腫れてしまい痛いし乳腺炎か?と思って焦った事がありましたが、ただ咥えさせ方が悪かっただけで健診の時に助産師さんに指導を受けたらすぐにまた飲むようになってくれました。
産まれた時の体重は3060グラムほどでしたが、一ヶ月健診では4キロになっていました。途中からの体重増加のペースが凄かったので、やはり授乳しすぎなのかな?と思い心配になって先生に質問しましたが、「大丈夫!むしろこれだけ増やして素晴らしい!」と言われて安心した記憶があります。
それから少しずつ授乳回数は減っていきましたが、やはり周りの人に比べると多い方だったと思います。心配だったので、健診の度にこんなにあげて大丈夫かといつも聞いていました。そういえば、うちの主人はものすごくよく食べる人なのですが、娘もおっぱいだけでなくその後の離乳食も幼児食もよく食べますし食欲旺盛だなぁという印象で、食欲にも遺伝ってあるのかなぁという気がしています。

③母乳が安定するまで
初めての育児で授乳の痛さを知り、その後も一ヶ月くらいまでは痛みに悲鳴をあげながら授乳をしておりましたが、だんだん赤ちゃんも成長して上手に咥えられるようになったおかげか徐々に痛くはなくなってきました。しかししばらくはいわゆる「溜まり乳」という状態で、時間が経つと母乳が溜まってパンパンになり溢れてきたり痛みを伴う事が続いていたので大変でした。一ヶ月健診の時に助産師さんに「これからだんだん差し乳になってくるから、赤ちゃんが飲む時だけうまく出てくるようになって張りや溢れもなくなってくるわよ」と言われていたのですが、私がそういう状態になってきたのは3〜4ヶ月の頃だったと思います。なるべく授乳間隔が開かないようにすぐに授乳できるように、授乳口付きの服が手放せませんでした。
最初はたまに搾乳機を使って母乳ストックを作っておいた事もあったのですが、むやみに搾乳をすると過剰に母乳が作られるようになって乳腺炎の原因になるという噂を聞いた事があったのですぐにやめまてしまいました。事実、私が一度だけ胸がパンパンに腫れてしまった時は搾乳をしまくっていた時でした。しかし、電動搾乳機を使っていたのですが自分で絞らなくても自動で搾乳できたので、使い勝手としては良かったです。トラブルがなければ使い続けていたと思います。
アンジュスマイルというメーカーの搾乳機を使っていましたが、現在は売っていないようで電動搾乳機ならメデラのものが一般的なようです。
差し乳になってからはおっぱいトラブルも特にありませんでした。よく○○を食べると母乳が良く出るだとか詰まるだとかいう話を聞いた事もありますが、私は食べ物で変化を感じる事はありませんでしたね。母乳の詰まりを防ぐというハーブティーを飲んでいた事もありますが、果たして効果があったのかはわかりません。ただ、母乳はあげればあげる程出るようになるというのはその通りだと感じました。ですので産後すぐで体がしんどかった時も乳首が痛くて悲鳴をあげていた時もとにかくあげ続けて良かったと思っています。
最近はミルクもとても良くなっているので栄養価としては問題はないと思いますが、何より母乳だとサッとあげられるし哺乳瓶の消毒をしなくて良いし、お出かけの時に荷物が少なくて済むのも楽でした。お金もかかりませんし、これらが母乳の何よりのメリットかなと思います。

④授乳できる期間はあっという間
毎日しっかりと母乳を飲んで育ってくれた娘も離乳食が進むと共に授乳回数は減っていき、一歳になった頃には卒乳をしました。振り返ると授乳期間て本当に短くて、でもママと赤ちゃんが一番密着して過ごす愛しい期間だったなぁと思います。大きくなっていって色んな反応をするようになってからも可愛いですが、やはり常にママの腕の中にいるこの時期は特別だったように思います。授乳姿が可愛くて、何回動画を撮ってしまったかわかりません。
痛みが辛いと思った事も悩んだ事もありましたが、本当に幸せな期間でした。授乳している位の時期ってまだ赤ちゃんで手がかかりますし、ママは片時も離れる事ができず大変な事も多いと思いますが、正に一心同体で過ごせる今だけの素敵な時間でもあります。赤ちゃんを育てているママさんには是非その事を忘れずに、可愛い我が子の顔をしっかり焼き付けながら楽しんで子育てをして欲しいなと思います。

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