おいしいけれど何となく弱々しく栄養価も高くなさそうなイメージのえのき。
とはいっても、低価格で「庶民の味方」ともいえる食材ですよね。
今回は、そんなえのきの隠れざるパワー「内臓脂肪燃焼効果」について注目!
あのえのきにパワーがあるの?
そんな疑問にお答えして、えのきの成分や効果的な摂取方法、その他おすすめの食べ方などレシピもご紹介します。
ここさえ読めば、えのきの全てがわかる!
えのきの内臓脂肪燃焼効果で健康にキレイになっちゃいましょう!
■どういいのか?
栄養分なんて無さそうな白くてヒョロ~した見た目。
えのきの良さって何なのでしょうか。
実は、えのきにはこのような効果が期待できるんです。
・内蔵脂肪燃焼のサポート効果
・糖の吸収を抑えてくれる効果
えのきを食べれば内蔵脂肪が燃えるというのわけではありませんが、えのきがそのサポートをしてくれます。
また、摂り過ぎた糖を吸収することなく体外へ排出してくれるという効果も期待できます。
えのきのパワーって結構すごいんですよ!
■どのような成分がいいのか?
今回ご紹介したいえのきの成分は「キノコキトサン」「エノキタケリノール酸」の2種類。
この2種類がと~っても役立ってくれるんです!
それぞれにはこのような役割があります。
・エノキタケリノール酸:という成分が内蔵脂肪燃焼のサポートをしてくれます。
・キノコキトサン:糖の吸収を抑えてくれます。
なかなかすごいでしょ?
えのきには、あの見た目から想像できないこのようなパワーが備わっているんです。
弱々しいイメージ、もしかしたら払拭できるかもしれませんね。
■どのように効くのか?
まずは「キノコキトサン」から説明を。
このキノコキトというのは、名前からも想像できるように「きのこ特有」の栄養成分なんですよ。
知らず知らずのうちに摂り過ぎた糖を体内に吸収することなく、「体外へ排出する」という働きをしてくれます。
もうちょっと詳しく説明すると、
「体内に入ってきた摂り過ぎた糖」←これにキノコキトサンが膜を張り吸収を抑制。
そのまま体外へ排出してくれるのだそうです(水分や胃酸にも強いので途中で残ることもない)。
ちなみに、このキノコキトサンは食物繊維の一種なので便通改善にも役立ちますよ。
さて、次はエノキタケリノール酸について。
上記しましたが、こちらの働きは「内臓脂肪燃焼のサポート効果」。
内臓脂肪を燃やすためにまずはやらなくてはならないこと…それは、脂肪細胞の燃焼です。
その脂肪細胞の燃焼のために必要はなのが「アドレナリン」。
エノキタケリノール酸は、このアドレナリンを活性化させるという働きをもっているんです。
アドレナリンがどうすれば分泌されるのか…ご存知の方も多いのではないでしょうか。
そう、運動することにより分泌されるんですね。
だから、えのきの内臓脂肪燃焼サポート力を借りたい方は、運動してアドレナリンたくさん分泌させましょう。
■どのくらい食べるといいのか?
えのきの摂取は1日「150g」ほどが適量とされています。
スーパーに売られているような袋詰めのものですと、だいたい1袋100gといったところ。
単純計算すると、1袋半といった感じでしょうか。
どのようなものにも限度があります。
体に害がないような見た目のえのきも食べ過ぎると消化不良を起こし、吐き気などといった症状を引き起こす原因となります。
基本的には身体によい食材ですが、摂り過ぎには要注意です。
■効果的な摂取方法は?
効果的な摂取方法。
まず1つめは、保存の方法から。
スーパーなどでは常温(冷蔵)で売られることも多いえのきですが、自宅での保存は冷凍庫をおススメします。
なぜなら、このえのきに含まれるキノコキトサン。
実はとっても頑丈な細胞壁いというものに守られているため、常温のままだと体内での吸収が効率よくできません。
しかし冷凍保存することにより細胞壁が崩壊。
キノコキトサンが流れ出てきてくれるので体内で効率よく吸収してくれますよ。
そして2つめの効果的な摂取方法。
根本に近い部分にキノコキトサンが密集しています。
えのきは根元を切り離さないと調理できませんが、なるべく根元に近い部分も摂取できるように切り離しましょう。
あとは、お好きな感じでお料理を。
熱にも強いので、好きなように調理できますよ。
おすすめの食べ方やレシピをご紹介します。
■おすすめの食べ方、レシピは?
誰にでもできる簡単レシピをおススメします。
「えのきのバター炒め」(1人分)
材 料:えのき 1袋
バター 大さじ1
醤油 小さじ1強
作り方:フライパンにバターを引き火をつける。
バターが程よく溶けたらえのきを投入。
えのきがシナシナになってきたら、醤油をまわしかける。
ざっと混ぜたらできあがり!
「きのこスープ」(1人分)
材 料:えのき 1袋
その他お好みのきのこ(しめじ・生しいたけなど) 適量
水 150CC
鶏がらスープの素 大さじ1
醤油 小さじ1強
作り方:小ぶりの鍋に水をいれ火を点ける。
水が沸騰したら鶏がらスープの素をいれ溶かす。
えのきを含めたきのこ類を投入。
火が通ったら醤油をまわしかけ、ざっと混ぜて完成。
(お好みで胡椒を足してもおいしです)
えのきに含まれる上記成分は熱にも強いので、どのような調理法でも基本的には大丈夫です。
ただ、「溶け出た成分も全てを余さず取り入れる」といのであれば、全てを飲み干せる「スープレシピ」をおススメします。
■まとめ
今回は、えのきの「内臓脂肪燃焼効果」についてご紹介しました。
えのきに含まれる成分「エノキタケリノール酸」が内蔵脂肪燃焼をサポートを。
また、「キノコキトサン」が摂り過ぎた糖の体内への吸収抑制をしてくれるという効果もありました。
弱々しいえのきのイメージ、払拭できたでしょうか。
手に入れやすい食品ですし、何といってもお値段が安い!
あなたもぜひえのきのパワーで内臓脂肪を燃焼させてくださいね。