2020年4月20日、新型コロナウイルスの経済対策として、政府は1人10万円の現金給付を盛り込んだ補正予算案を閣議決定しました。
大幅に収入が減った世帯に30万円を給付する当初の案から、大きく方針転換しました。
今回は、10万円給付はいつもらえるのか、
申請はいつから始まって、期限はいつまでなのか、調べてまとめてみました。
10万円はいつもらえる?
10万円がいつもらえるかは、各市区町村が決定します。
4月27日に与党側が国会での審議に入るため、4月27日の週で補正予算案を成立させることを目指しており、給付はその後になりそうです。
早ければ、5月中に給付が始まる見通しです。
また、大型連休明けの給付開始を検討している自治体もあるとの報道があり、福島県相馬市は5月7日に口座の振り込みを始めるそうです。
複数の自治体が大型連休明けの給付開始を検討していることが23日、政府関係者や自治体への取材で分かった。福島県相馬市は5月7日に申請者の口座への振り込みを始める。宮崎県都城市も同日の給付開始を目指している。
現在は、5月6日までの緊急事態宣言ですが、緊急事態宣言が延長されないとして5月7日に10万円が給付されると、久しぶりに外出し買い物にお金を使う人が出てきそうだなと私は思います。
しかし、仕事も時短勤務や休業などで収入が減っている人も多いと思うので、10万円給付はスピーディーにあってほしいとも思います。
申請はいつからいつまで?
給付金の申請開始は市区町村が決定します。
申請受付開始から3ヶ月間後が申請期限となります。
つまり2020年5月1日に申請が開始されたら、2020年7月31日が申請期限となるということです。
他県実家の母は高齢で圧迫骨折で総合病院へ入院中です。コロナ対策で病院での面会も出来ず、父は他界し子供はわたくし一人大阪在住です。母の給付金10万円の手続きはどうすればいいのか、手続きにもコロナウィルスの影響があります。期限3ヶ月って短いです。
— K.K (@Kuro_51) April 20, 2020
3ヶ月は短いような気もするけど、個人的には第二弾があると思っているので、こんなものかも知れない。基本的にみんな終息の見込みが甘いと思う。
10万円給付、申請期限は3カ月以内(共同通信) https://t.co/RAdv4Ng1k8
— Hiroyuki Yamamoto (@hiroyuki_wp) April 20, 2020
家庭の事情によっては、3カ月は短いと感じる人いるようです。
私の実家も他県にありますが、現在は元気にしていますが、入院している期間もありました。
現在、外出自粛の流れがあり、他県に行くこともできないので、入院している単身の家族がいた場合は3か月を短いと感じるかもしれませんが、
第二弾の給付があるのでは?という声もあがっています。
申請手続きで気をつけたいこと
申請手続きで気をつけることと言えば、「詐欺」です!
2009年に定額給付金として現金が給付された時は申請手続きを巡って詐欺事件が起きました。1人暮らしの高齢女性が市の職員を装った男に言葉巧みに現金をだまし取られていました。今回も注意が必要となります。
【注意!】さっそく、横行し始めた詐欺業者、私の友人にも届いたようで、絶対にクリックしてはダメです。内容も稚拙。しっかり取り締まらないといけません
新型コロナ「給付金10万円」狙う詐欺か 「役所への申請代行」勧誘の不審メール(神戸新聞) https://t.co/ISwI6fzxyx pic.twitter.com/4cKM0KmalR
— 辻よしたか (@ytsuji2001) April 19, 2020
すでに詐欺メールが届いている方もいらっしゃるそうです。
現金給付を各携帯電話キャリア会社を通し国民の皆様に配布することになりました。詳細確認とお手続きは下記のURLへアクセスください。と、URLに誘導するように作られてあります。
新型コロナウイルス対策として政府が全国民に10万円を給付する見通しとなったことを受け、事業者を名乗って「市役所への申請手続きを代行する」と勧誘するメールが住民に届いていたことが、兵庫県姫路市消費生活センターへの取材で分かった
2009年のリーマンショックのときの現金給付でも詐欺があったように、今回も詐欺があると思います。
2009年は1万2000円だったものの、今回は額が約8倍と高額、そして世帯主に世帯のお金がまとめられるためさらなる注意が必要に感じます。
それぞれの市区町村からの情報をきちんと聞くようにしないといけないと感じます。
まとめ
2020年4月20日、新型コロナウイルスの経済対策として、政府は1人10万円の現金給付を盛り込んだ補正予算案を閣議決定しました。
給付が始まる次期は、各市区町村が決定しますが、早いところでは2020年5月7日から給付を開始するといわれています。
申請についても、各市町村が決定しますが、申請期限は申請開始から3ヶ月間が申請期限です。
また、現金給付で詐欺がおこることが考えられます。そのため、各市区町村からの情報をきちんと聞きとりいれることが重要です。